人生100年時代【老後の準備】自力で稼ぐ力と手段を身につけよう

暮らし

年齢を重ねるごとにできる仕事は限られてくる

あなたは自分の体力がいつまで持つと考えていますか?

若い頃には、「いまを我慢すれば、年金受給が始まる頃には悠々自適に暮らせる土台が整っている」と思っていませんでしたか?

私はそうでした。会社員として給料から天引きされる年金額を恨めしく思いながらも、「今我慢しておけば老後には気楽に暮らせるはず。」と。

でも現実はどうでしょう…

この記事では、私たちが老後を安心して暮らすために必要な「自力で稼ぐ力」について解説して行きます。

特に昭和世代にとっては、今まで想像もしなかった働き方や稼ぎ方が存在することを理解しておけば無駄な不安から解放されます。

きちんと自分の暮らしに役立てられるように、順を追って説明して行きますので、今後のあなたの「老後の準備」に役立てていただけたら幸いです。

年金だけで生活は成り立つのか?

まず年金受給について。

すでに多くの人が、年金の受給額には期待していないのが現状でしょうけれど、実際にいくらくらいなのか数字で見てみましょう。

年金の平均受給額

厚生労働省年金局が公表する「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、年度によって多少の差はありますが2017年度から2021年度における平均年金月額は「約14万4000円だそう。

厚生労働省にサイトで公表されている最新資料(図A)によると、マックスでも月額22万強で、年収によっては月額10万以下の人もいることを考えると、実際受給できる年金額では、持ち家の人でようやくつましく暮らせる程度。

昔思っていた「悠々自適な暮らし」にはほど遠く、賃貸ならば(地方の格安家賃ならまだしも)家賃と光熱費で概ね消えてしまいますね。

図A

厚生労働省が発表した令和5年度の給付水準額 https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000191631_00017.html

*上の図は、厚生労働省が言うところの平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)43.9 万円)で 40 年間就業した場合に受 け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準だそうです。

厚生年金と国民年金の違い

そもそも厚生年金と国民年金の違いをきちんと理解していますか?

今更ですが、私自身「会社員は厚生年金、自営業は国民年金」くらいの認識しか持っていませんでした。

受け取るようになってから「?」となる前におさらいを。

下図Bは、厚生労働省サイト内の「一緒に検証!公的年金」ページより引用しています。

図B

厚生労働省公式サイト「一緒に検証!公的年金」より https://www.mhlw.go.jp/nenkinkenshou/

これによると年金とは2階建構造で、1階部分が国民基礎年金、2階部分が厚生年金となっています。

国民年金に至っては、基礎年金と呼ばれるだけあって全国民が加入しているんですね。給料から天引きされていた年金額の中に両方入っていたと言うことです。

受け取る年金額が国民年金は加入年数(年金の前払い額)に応じて変わるのに対し、現役時代の収入によって変わるのは厚生年金の部分。

因みに、厚生年金加入にあたっては会社側も一部保険料を負担する義務があるため、額面上だけ年金の天引きをして会社が保険料を払わず、いざ受け取りの時に年数が加算されていなかったなんて詐欺まがいの事件も過去に起きています。

データ入力で年金支払い記録を紛失したことも話題になりましたよね。

下の図Cは、厚生年金受給額と国民年金受給額の一覧。あくまでも年数に応じて全額収めた場合の2020年時点で換算した予想額です。

老齢基礎年金とあるのが国民年金のことですね。

図C

ほけん百花より https://www.hokenhyakka.com/info/vol19/

図Cの内容で換算すると会社員で厚生年金に加入していた人でマックス月額192,000円。国民年金のみに至っては40年間マックスでも月額65,000円です。

自営業に限らず、派遣社員やアルバイトで繋いできた人なら厚生年金に入っていない確率の方が高いので、40年年金をきちんと納め続けていたとしても月65,000円。住む地域によっては家賃にも満たないかもしれませんね。

よほどの資産家か、生活の面倒を見てくれる成功した子供でもいれば別ですが…今の若者だって衰退する日本でかなり苦境に立っているはずで、これでは共倒れです。

高齢者になっても働かなければ生活できないこれからの日本

どうやら私たちは年金受給対象年齢が過ぎても労働から逃れられないようです。

しかも人生は、「長生きして80年」から100年へと寿命が伸びてしまっている…汗

60歳以上で可能な働き口は?

定年退職後に再就職?その年齢でできることはあるのだろうか??と言うことで、地元のハローワークへ相談してみました。

帰ってきた答えは、60歳以上でも応募可能な仕事のほとんどは単純労働(荷作り、仕分け作業、工事現場の交通整理、清掃業務など)とのこと。皮肉にも体力ありきの仕事がほとんどで在宅はありませんでした。

私が住む地域での60歳以上の求人内容はこんな感じ。

仕事内容給与時間等条件
工事現場での警備・車両誘導(屋外)日給9,200円〜パートタイム
廃棄物の選別作業(室内)日給10,000円8時〜17時 フルタイムシフト制
介護バス送迎ドライバー時給1,800円パートタイム
マンション管理業務(清掃・巡回)月給19.7万円〜フルタイム
タクシー乗務員月給17.9万円フルタイム

体力的にも衰えてきて、足腰だって弱くなり、年齢を重ねただけ変なプライドは増えていくのに、受け入れてもらえる働き先がほぼ肉体労働とは…とほほ。

どうやら、まだ認知能力も、新しいことを覚える記憶力も、多少なりとも残っているうちにやっておくべきことがあるようです。

体が言うことを聞いてくれるのは果たしていつまで?

考えてみてください。長時間労働する体力も無くなってから、雨の日も風の日も体に鞭打って働き続けるのがあと20年以上続くとしたら?

若いうちから体を鍛えたところで変わらないのは、体力の限界がいつか誰にでも訪れると言うこと。

そして確実に病気にかかる確率も上がり、持続力も記憶力も視力も低下します。

もちろん個人差はありますが、80歳、90歳まで元気なまま自立度を維持できるのは約1割(10.9%)と言われています。

一般的には、40代以降筋肉の維持率が低下すると言われていますし、大多数の約7割(70.1%)は75歳頃から徐々に自立度が落ちていきます

90歳超えても腰も曲がらずピンピンして元気な方を知っていますが、そんな彼女も耳は遠くなって補聴器だより。そもそも気力が若々しく歳の割に元気というだけで、明らかに若者と同じ動きができるわけではありません。

人生100年ということは、生まれてからの30〜40年をもう一度?いえいえスタート地点の体力で考えたら30〜40歳までの数十年とは訳が違います。

そもそも60歳から15年ほどでだんだん自立度が低下するだなんて…残りの人生のわずか半分じゃないですか。

「今が一番若い時」

とはいえ嘆いてばかりいても現状は変わりません。体が思い通りにならなくなっても無理せず稼ぐ方法はあります。

上記でも書いたように、体力は明らかに衰え続け、身体的に若返ることはありません。と言うことは、何をするにも、今が一番若い時なんです。

まず、稼ぐと言っても「自力で仕事を作ってお金を生み出す」ことと「働いて給料をもらう」のとでは意味が違います。この違いはきちんと把握しておいた方がいいです。

なぜなら、今まで自力で稼いできたと思っている人のほとんどが、会社に自分の時間の切り売りして得た報酬として給料を得ていたことに気づいていないことが多いから。

それだと、誰かに雇ってもらえなければ稼ぐこともできません。結果、上記のように雇い主の条件に合わせた雇用に従うしかないんです。

ということで、今のうちに、自分の力で仕事を作り、お金を稼ぐ仕組みを作っておいた方が良さそうですね。

自力で稼ぐ力を身につける

働き方の種類

私たちが認識している仕事の種類は以下のような感じでしょう。

  • 正社員…安定収入&ボーナスあり
  • パートタイム・アルバイト…時給労働、時間の自由が多少あり?
  • 派遣社員…正社員と仕事は変わらず、ボーナスなし
  • 日雇い…肉体労働系が主で、当日現金が入る
  • 自営業…主に店舗経営、飲食店または物販
  • フリーランス…クライアントから仕事をもらう、自由度高い?
  • 経営者…会社員から昇進、または資金を集めて起業

そして、昭和時代よりも圧倒的に比率が入れ変わっているのは正社員とフリーランスでしょう。

昔の私が認識していたフリーランスと言うと、主にファッション業界で、カメラマン、スタイリスト、ヘアメイク、キュレーター、衣装制作やイラストレーターなどで、ちょっとアートよりな自由人のイメージ。

今のフリーランスは個人事業主という括りで、個人で仕入れたものをメルカリなどで販売したり、会社に属さず自分の得意分野を活かして外注を受けたり、SNS発信でお金を稼ぐなど、かなり幅広くなっています。

そう。昭和のインターネット普及前には考えられなかった仕事の仕方がどんどん増えているんです。

大抵の人は、老後も働くとなるとパートや日雇い労働をイメージしますが、何度も言うように、年齢を重ねると体力ありきの仕事しかない現状では、発想の転換が重要。

この記事を見ているあなたは是非とも、人から言われたことをこなす仕事から、自分で仕事を作って報酬を得る仕事へシフトしてください。

アルバイトやパートで稼ぐ程度の金額ならば作れてしまうのが、ネットが普及した現代です。

自分で仕事を作る

お勤めするか独立して起業するか。ひと昔前には起業するには資金が必要だったし今ほど簡単ではありませんでした。ほとんどの人が一つの会社で長く勤め上げる事を正義だと教えられて生きてきましたよね。

今のようなネットの普及前には、情報収集も働き方の多様性なども想像が及びませんでした。

私がお世話をしている82歳の知人は、足を悪くして自力で銀行にもいけません。買い物なら代行してあげられるものの、銀行となると本人じゃないと…それを見るたび、自分はネットバンキングを今のうちに知っていて良かったと思うのです。

幸いこれをみているあなたは、ネットを使って情報を得たりネットショッピングもしているでしょう。それができるならば、今のうちにネットを使って自分の仕事となるモノ(収入源)を作り上げられます。

ざっと一般的な収入源の例を挙げると

  • 趣味のブログ(広告を貼り付ける放置型アフィリエイト)
  • YouTubeチャンネルを作る(登録者と再生数に応じて広告収入になる)
  • 選んだ商品やサービスを紹介する専門サイト(積極型アフィリエイト)
  • 趣味を磨いて教室を始める(ネットやSNSで告知&集客)
  • 自分が目利きした商品を仕入れてアマゾンサイトなどで販売する(せどりビジネス)
  • 自分の得意なことをオンラインの仕事斡旋サイト(ココナラやクラウドワークス)で個人で仕事を受注する
  • 趣味を活かして手作り商品を販売する

アフィリエイト

10年くらい前まではなんとなく怪しげなイメージがありましたが、内容は単純に大手広告代理店から個人の口コミ型へシフトした結果代理店に流れていた広告費が各個人に分配されているだけなので、自分が使っていいと思うものをネット上でお勧めするだけ。

むしろ嘘で誇大広告をするアフィリエイターの信用がどんどんなくなって減少していて、本音の感想ほど人の役に立って感謝されるくらいです。

せどりビジネス

一部の常識のない転売ヤーたちが、特にコロナ禍でマスクや消毒液をここぞとばかり非常識な高額販売をしたせいで印象が悪くなりましたが、本来「安く仕入れたものを適切な価格で販売して差額を取る」のは商売の基本です。

起業も商店も、仕入れ先からできるだけ安く買い入れた商品に自社利益を乗せて販売していますよね。それを個人でやるのがせどりと呼ばれるビジネス。

例えば閉店セールで安く買い取った新品の家電を通常価格より少しだけ安く売るとか、海外で購入してきたものを日本価格に合わせて転売するなんて言うのも一例です。

なかなか手に入らないものを欲しい人に欲しい金額で届けるので、真面目にせどりをやっている人はちゃんと稼いでいながら感謝もされるわけです。

YouTube

さっと目に留まっただけでも毎日の食事の準備を淡々とあげてつき数万円程度の広告収入を得ている年金生活者とか何人かいますね。

大金を稼ぐにはそれ相当の時間と労力が必要ですが、数万円程度なら、自分の趣味や得意分野の特化して発信し続けていると少しずつ育つのがYouTubeでしょう。無料でできることの一つです。

得意な仕事をオンライン登録

クラウドワークスやココナラ といったオンラインでの仕事マッチングサイトに登録すれば、自分の得意分野で在宅ワークも可能になります。

価格も内容も自分で設定し、クライアントとのやり取りも自分でやるので得意分野と経験を活かすにはぴったりです。

ブログの文章を代筆するなんていう仕事もあるようで、文章を書くのが好きな人なら空き時間に体験執筆で自分のスキルを上げることもできそうですね。

ブログライター体験募集

オンラインショップを作る

メルカリやbase(ベイス)ショップ、Stores(ストアーズ)などでは、初期費用なしで簡単に自分のオンラインショップをもつことができます。

費用がかかるのはものが売れた時の手数料のみなのでリスクもありません。

もの作りが好きな人なら手作りのものを販売したり、またデジタルデータの販売もできるので、作り方次第で絵や写真など幅広く趣味をお金にできそうです。

 

これらを元に事業拡大をして起業(法人化)した若い人たちも実は結構いるのも驚きですが事実。

昔なら何者でもない一個人でこんな収入の作り方はあり得なかったんです。

せどり物販は仕入のコストがありますが、そのほかはすぐ始められて資金もほとんどかかりません。

理解力が今より衰える前に構築してしまえば、やがて自分の生活を下支えしてくれる存在になるでしょう。

理解力が落ちてしまう前にやっておくべきこと

新しいことを始める時に一番邪魔になるのがこれまで培ってきた知識と思い込み。

知識は役立つこともあるけれど、新しい仕組みやテクノロジーの中では害になることも多いんです。

思い込みを払拭して素直に頭の中をゼロに戻すことができるのは、多分ギリギリ今が限界だと思ってください。

例えば上述の方法は、何百万、何千万の大きな月商を目指す人ですら、同じ仕組みをもっと踏み込んだ設計でやっているだけなのですが、昭和世代の私たちにとってはそんなこと信じられないですよね?

私たちが知っている世界では、大金を稼ぐにはそれ相当の設備投資と準備資金が必要だったんですから。

ですが、実際月々の年金の足しにする程度なら同じ手法で数ヶ月から1年程度で実現可能です。

パソコン操作と検索能力を磨いてネット環境を味方にする

パソコンの難しい操作は必要ありませんが、ある程度使えた方が有利なのは確かです。

スマホでもできることはたくさんありますけど、老眼で細かい文字を見るのも辛くなってくるとあの小さい画面で作業はちょっと(笑

毎日少しでも操作していれば慣れて自然に手が動くようになるし、何より検索能力は上げておいた方がいいと思います。

うちの80代の母も、趣味の短歌を新聞に投稿するためにパソコンを使い始め、当初は操作に躓いていましたが、自分の知りたいことが調べられると知った時から毎日1〜2時間パソコンに向かったおかげで今ではスマホも使えるようになっています。

何より、今までとは違う世界を体験したことで考え方が柔軟になりました。

明らかに同年代の人が話すことよりも理解も判断も幅広くなっています。

もしもパソコンはまだ持っていないという人は、ネットショップには中古のパソコンをきちんとメンテナンスして格安で販売している専門店もあるので、活用するといいですよ。

因みにパソコンを選ぶ際、MacとWindowsどっちを買えばいい?!と迷う人もいるでしょう。

私は両方持っていて使い分けていますが、個人的にはMac=スマホ世代、Windows=ガラケー世代に合うイメージです。

Windowsが古いと言う意味ではなく、操作方法がMacは感覚的操作なのに対しWindowsは説明がある感じでしょうか。

そして、操作方法で躓いた時にもネットで検索して情報を得る習慣をつけると、今後の作業がとても楽になります。パソコンには、操作に関する取扱説明書はないので。

参考までに、私がこれまで購入して親切だなと感じた中古パソコン屋を上げておきますね。

中古パソコン くじらや

OAサポート

パソコン工房

ネットバンクを上手に使いこなす・キャッシュレスに慣れる

ネットバンキングの良さは、まず24時間資金移動ができて手数料が安いこと、そして普通の銀行より金利が高いことです。

メガバンクと呼ばれる大手都市銀行の金利は概ね0.002%ていど。

対してネットバンクは金利は変わらなくても代わりにポイント加算があったり、利用状況により金利優遇で上がっていったりします。

逆にネットバンクでは「口座引き落とし」ができないことが多いので、現在利用の銀行と併用するのがいいでしょう。資金移動の際にも他行への振り込み手数料が月数回無料だったり、元々の手数料もかなり安く抑えられます。

また、キャッシュレス決済にも早めに慣れておくといいと思います。わざわざ手数料を支払って銀行で現金を出さなくてもその場でチャージできたり、友人知人に手数料なしで瞬時にお金を送ることもできます。

以下、知名度のあるネットバンクはざっと以下の通りです。

  • 楽天銀行
  • SB I新生銀行
  • ソニー銀行
  • オリックス銀行
  • 東京スター銀行
  • イオン銀行
  • auじぶん銀行
  • ペイペイ銀行

ネットバンクのランキングをみたい方はこ以下のサイトを参考にしてみてください。

ダイヤモンドオンライン

マイベスト

そして銀行に限らず、オンラインでの各種手続き操作は、仕事と結びつけるなら不可欠です。

何より慣れない操作は個人情報の漏洩や詐欺につながる恐れがあるので、早い段階でネットバンキングの操作に慣れておくことをお勧めします。

⚠️注意⚠️

オンラインでのお金のやり取りで最も注意が必要なのはIDやパスワードの保管です。必ずコピーして保管しておきましょう。

また公式を装った詐欺サイトへの耐性もつけてください!!銀行などの公式サイトから突然パスワードや重要な個人情報を取得するためにメールやSNSが来ることはありません!

自分のサイトを作る

ワードプレスブログでもYouTubeチャンネルでも、自分のサイトを作るのは、調べながら未知の専門用語を解読して作り上げるには根気と理解力は必須です。

でもその苦労の価値があるくらい、出来上がったサイトは後々自分が寝ている間にも仕事をしてくれ、お金を稼いでくれる財産になります。

YouTubeチャンネルの開設方法は、YouTube上にたくさんあるので検索してみてくださいね。

(いつか超初心者のわからないポイントを押さえた図解つき記事も書こうと思います)

ワードプレスのサイトは、アフィリエイトでも趣味ブログでも使え、せどりビジネスをする際にも役立つので、操作を覚える意味でもできるだけ早い段階で手をつけるといいと思います。

実際にかかる費用は、サーバーと呼ばれるネット上の土地代だけなので、月額数百円ていどですしね。

私は恥ずかしながら最初のワードプレスを立ち上げてから、設定して記事を入れるまでに何度も挫折…意味不明の用語にぶち当たって投げ出しての繰り返し。何ヶ月も放置しました。

何度か時間をおいては触ってみて、検索してまた休み…を繰り返すうちにようやく「あ!できた!」が重なって、スムーズに作業できるようになりました。

今は当時に比べて情報も多く初心者向けのハウツーも多く出回っているので頑張れば大丈夫です。

一応超初心者向けワードプレスの作り方もこちらで解説していますので参考までに。

【超初心者向けブログの始め方】サーバー契約〜取得ドメイン設定まで

【超初心者へ徹底解説】ブログの始め方2 WordPressの設定

【超初心者へ徹底解説】ブログの始め方3Cocoonプラグインの設定

まとめ

記憶力も理解力も、年齢が重なるほど怪しくなっていくもの。私はその大きな壁の一つに積み重なった経験と思い込みがあると思っています。

少しでも思考が柔らかいうちに新しいことを始めるのは、脳の若返りにも意味があるはず。

不安を増幅させて怯えるのではなく、正しく対処して準備をすれば、100歳まで続く老後を自分らしく生きる第2のご褒美と受け取れるのではないでしょうか。

パソコン操作と検索能力を磨いてネットを味方にする

ガラケーからスマホに変わった時のあの操作の混乱を思い出し、少しでも頭が柔らかいうちに仕組みとごく簡単な操作をマスターしましょう。

ネットバンクを上手に使いこなす

いつ自分の足で動けなくなるかわかりません。病気や怪我で自宅を出られない時もネットバンクなら自宅で24時間振り込みなどができるのでいざという時にも助かります。

自分のサイトを作る

ネット上に自分のサイトを作っておくのは、動けなくなっても自動でお金を稼いでくれる小さな商店を持つようなものです。もちろん実店舗同様いきなり稼げるようなものではありません。

でも、趣味の時間を通して誰かが知りたいと思う有益な情報が溜まっていけば、やがてインターネット上で訪れる人が増え、少しずつ何かが売れたり広告費が入ったりして、昔の銀行の利息のように、または印税のように月々の足しになってくれる可能性があります。

本気でフォーカスしたければ、それなりの手段も揃っていて、たいした元手がない全くの素人でも挑戦できるのが強みであり、私たちが知っている「仕事」「働き方」とは違うところ。

最初からサイトの完成図を想定していると、時間はどんどん過ぎていきます。最初は失敗するものですからまずは初めて前に進みましょう。

人生の中で一番若いを、これ以上先延ばししないように!